PwBlogのインストール

PwBlogのインストールは少し手間取る箇所がありますので、インストール方法を簡単にまとめました。環境はRHEL ES 3 Update 1です。
ただし、詳細はPwBlogのインストールマニュアルを参照してください。
1. ソースのダウンロードと展開
2. ディレクトリおよびパーミッションの設定
1)dataディレクトリを外部よりアクセスできないディレクトリに移動する。
2)Apacheが書き込むディレクトリおよびファイルのパーミッションの設定
$data: データディレクトリ
$pwblog: pwblogのホームディレクトリ
とすると、
$ chmod 777 $data/admin/
$ chmod 777 $data/register/
$ chmod 777 $data/user/
$ chmod 666 $data/admin/lock
$ chmod 666 $data/register/lock
$ chmod 666 $data/user/lock
3. データベース作成
(データベースへのアクセス権限を持つユーザーにて)
$ /usr/bin/createdb -E EUC_JP pwblog
ついでですが、データベースのアクセス制限が適切にされていないと、cgiから接続できませんので、適切な設定か念のため確かめてください。
4. Perlの追加モジュールのダウンロードとインストール
CPANから入手できます。次の手順でinstall.plを実行した時に不足しているモジュールをダウンロードしてインストールしてください。検索する手間を省くためにソースのURLを記述しておきます。(2005年10月25日時点)
必須Perlモジュール:
Jcode
DBI
DBD::Pg
LWP::UserAgent
Mail::Audit
Mail::Audit::Attach
Class::Accessor
XML::RSS
Mail::Sender
Image::Magick
Date::Calc.pm
XML::Simple
Mail::AuditおよびMail::Audit::Attachをインストールするに当たって、次のモジュールも必要になりました。
IO::Stringy
MailTools
5. install.plファイルの実行
指示に従って入力していくと最後に各種設定が自動的にされる。
6. ブラウザより指定されたURLにアクセス
7. (おまけ)adminアカウントのID変更
管理者アカウントは”admin”というIDで固定ですが、セキュリティ的にいやな気分がされる場合には、データベースを直接触ってこれを別の名前に変えます。
$ psql pwblog
pwblog=# SELECT * FROM admin_data;
pwblog=# UPDATE admin_data SET adminid = ‘username’ where adminid = ‘admin’;
pwblog=# SELECT * FROM admin_data;
pwblog=# SELECT * FROM user_data;
pwblog=# UPDATE user_data SET userid = ‘username’ where userid = ‘admin’;
pwblog=# SELECT * FROM user_data;
pwblog=# \q;